春がそこまで
春がだんだんと近づいてきて今日は少し温かく感じた。
先日は天気が悪かったが、東京の冬は世界的にも晴れの日が続くので有名だそうな。
予報士が言っていたのだが、確かにそう感じる。
東京に住み着いてもう少しで1年が経とうとしているが、良く晴れるというのは好きな要素の一つである。
住み着くまでは何の根拠もなくアンチ東京派であったが、今では写真の看板の文句通り「I LOVE TOKYO」に気持ちが近い。
それは単に東京は刺激があるからとかでは無く、やはりCGを求めてきた結果、色々な分野を知る環境に身を置けた事や、沢山の人と出会えている事、自分と向き合える時間も増えた事、そして自分の存在の小ささに気付いたというのも要因だろうか。
自分の小ささというのは今まで目指していたゴールは実は本当のゴールではなく、まだまだ先の見えないとても遠い存在だという事に気付いたという事だ。
3年前北海道から仕事を辞めて、CGを勉強しそれを生業とすべく不安だらけでやってきた自分はいつしか消え去り、自分の腕試しの為に日々勉強をしたくなるような、そんな気持ちに変化していた。
そんな事を少し温かくなった昼下がりに気持ちに余裕が出来たのか、色々な意味で充実してるな、と心底思ってしまったのだ。
春が近づいてきたお陰で、少しだけ冷静に自分を見つめれた今日。